ツノモチダコ@「ゾクゾク深海生物」サンシャイン水族館

タコ学, タコ水族館、博物館

「ゾクゾク深海生物」

🐙会期:2017年 1月27日(金)〜3月5日(日)

🐙会場:東京 池袋 サンシャイン水族館

公式HP
http://www.sunshinecity.co.jp/aquarium/

(展示生物の最新展示情報は、水族館にご確認下さい)

さて、サンシャイン水族館で開催中の深海生物展。

私は初日に、メンダコに会いに行ってきました。そのメンダコ。やはり飼育が難しいのと、個体の状況があまり思わしくないため、展示中止となっていました。

今回の深海生物展では、タコ用の展示水槽はひとつ。この水槽にて、メンダコをメインに展示。メンダコ状況が思わしくない時に展示されるのが、ツノモチダコだそうです。

というわけで、初ツノモチダコに会いに行ってきました。

向かって右側。メンダコが居た水槽にツノモチダコが。

ツノモチダコ(Octopus tenuicirrus)

タコ目 マダコ科 マダコ属

🐙体長:全長90㎝

🐙生息地:房総半島沖〜相模湾、駿河湾などの水深200〜600m

🐙近年の展示例:沼津港深海水族館(静岡県)、鳥羽水族館(三重県)、のとじま水族館(石川県)、かごしま水族館(鹿児島県)など

名前の由来でもある特徴は、目の上についているツノのような突起物。

2本ではなく4本あります。

目の両サイドに1本づつ。頭部(=胴体)側のツノの方が大きめ。

ツノと、目が大きい以外は、見た感じがマダコですな。

沼津港深海水族館によると、身が柔らかくて食用として人気があり、沼津周辺では「トロダコ」という名称で呼ばれているそうです。

夜行性のため、このように動く姿も貴重。

普通に泳いでいるだけでも、ツノがあると「何か怒っているのか?!」と思うような鬼の形相に見えるのも面白いですな。

動画はこちら。

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